そこはかとなくズ

難解な文が並びます。だだ漏らし。エンターテイメント性皆無。

友人と友人が付き合い始めた

僕は友人が少ない。

幼稚園児の頃には彼女が9人居たらしい。

小学校低学年以前の記憶はほぼ無い(物忘れ)
それなりに友人を作り楽しくやっていたらしい。

小学校高学年にあがったあたりから、馬鹿が付くほど真面目になっていった。
あの頃が一番人生で死にたいと思っていた時期だという覚えがある。

中学では、その真面目のレッテルを剥がしきれずにいたものの
はっきりと「仲が良い」と言える友人が出来ていた。
嫌いな人間には関わらないようにする。不都合から目をそらす事を覚えた。

高校生になり、真面目な振りが上達した。
勉強をギリギリまでしなかったせいで成績は下から何番といったところ。
それでも部活に迷惑がかかるから、赤点は取らなかった。一応主将も務めた。

僕は友人が少ない。

友人関係の維持に力を注ぐことの優先順位が低い。
受け身なことが多く、自分から連絡を取るのは本当にごく一部。

僕は友人が少ない。少なくて当然だと思う。


高校時代の部活で、一人の同輩、数人の後輩とよく遊んで居た。
吹奏楽部だから人数は数十人。主に交流しているのはその中の数人。主将だったのにも関わらず。

沢山の出会いの中からすると、極僅かな友人と今でも交流があり、度々遊んでいる。

今年の夏
直近で一番遊ぶ頻度が高い男女が付き合い始めた。
昔からそうなる気はしてた組み合わせ。
「付き合い始めたって言っても、今までと変わんないから!」

ってね



まあ無理。当然。
二人の時間作りたいだろうし、互いに素直になった今となっては俺という口実も要らなくなったし、変に気を使われても申し訳ないし。

君たちが変わっていなくても、俺は一歩も二歩も後ろへ下がるから。

僕は友人が少ない。